土地を楽しむ [文化]
僕が生まれ育った場所は、下総台地の高台に位置しており、いわゆる縄文海進の時代も陸地であった場所で貝塚であふれている(http://www.nhk.or.jp/school/junior/yougo38.html)。小学校の校庭には貝の破片が無限に散らばり、近くの公園を掘り返すと縄文土器が当たり前のようにでてくる場所だった。温水プールに出かける時は、いわゆる昔の海底へと自転車で一気に駆け下りるという感じでとてもロマンチックなのだが、そんなことを考えて町を歩いていた人は数少ないのかもしれない。 東京の街中も、そのような数千年前の地形がそのまま残されているし、江戸~明治にかけての史跡もあふれているので、それを意識しながら街を歩くと、10倍楽しく見えてくる。知らない人でただ単に過ごしている人にはもったいない話だ。
ハワイで僕が住んでいる地区、Moiliili地区は、今から100年余り前に、日本人が移り住み切り開いてきた地域だ。そんな歴史を振り返るような本が、今年の2月に出版されたので購入した。400ページにもなるこの本は、この地区の成り立ち、民俗文化、動植物等の自然を、数々の写真と共に描いており、素晴らしい本だ。(http://the.honoluluadvertiser.com/article/2006/Feb/17/il/FP602170318.html).
2006-05-03 00:25
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